× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 嵐がきた 砂埃が舞う 遠くのサイレン うつむき加減に坂をのぼった まだまだ低いまま 嵐がよぶ 風が頬を叩く 遠くのサイレン うつむき加減に坂をのぼった 嵐が背中から追い立ててきた だからうつむき加減に坂を走った 喉はカラカラして 目はグスグスして 足はジクジクした 周りは薄桃色がかった変な雲に囲まれていた うつむくのをやめた 真上にぽっかり開いた 青い丸 町は静かに雲に囲まれて 嵐もまた静かに雲を伴って町を去っていった ふと静かになった サイレンが止んだ
わたしは終末の恐ろしく青い空を眺めていました
世界はもうそろそろ終わるようです
何もする気が起きなくて
する力も残ってはいません
だから砂漠に寝そべったの
青の空
赤の砂
白の雲
黒の髪
全てが終末に相応しい美しさだったから
世界は美しかったのです
お別れの挨拶をしに
わたしは砂漠に寝そべったの
…
…
違う
違う
違うんだ!!
お別れの挨拶をしに来たんじゃなかったの!
世界の終末を待っているんじゃないの!
生きたいの!!!
だからわたしは砂漠に寝そべったの
青の海
赤の薔薇
白の波
黒の瞳
全てが再生に相応しい美しさだったから!
感じたかったから!
生きたかったから!
わたしは生きるの!!!
【前書】 日々思い立った詩を綴ってゆくの。
雑草は好きです
雑草のような人生だって構わないんです
一貫した考えはあるとも、ないとも言え、
ただ言いたいのは私が本当の自分、本当の人間について知りたいということ
そう
知りたいの
いずれ私の身も尽きてゆくのです
それは当然の理
力あるものはいずれ衰え
生きるものは死に絶え
私もまたそれに従うしかないのです
悲しくはありません
人の世とは儚い物
だから美しいのです
一瞬の栄華・・・・・
わたしがわたしを知ったとき、死さえ恐ろしくはないのです
それはまだまだ先の話・・・
今はまだわたしはわたしを知りません
いつか知ることがあるのでしょうか?
とにかく私はゆっくりとそれを楽しみに待ちたいのです
いまはこれをゆっくり綴っていきたいのです 【説明】 前書:ここ 日日戯言:日記とか学校で考えたこと 雑然工場:詩や呟き 暗室:写真展示 |